2009年08月08日

ハエトリソウ 実生育成レポ

天気の良い日が続くようになって
続々と発芽してきました。






赤い龍専用の鉢。
緑色に見えるのが苗です。







その内の1つを拡大。
本葉が出て、いっちょまえに捕虫器もちゃんと開いてます^^
その大きさ約1mm。
で、僅かながら赤いんですよねー。
さすが赤い龍の子供たち。

現在、発芽率は、50%ぐらい。
後もう少しで種(1号の種を除く)を蒔いて3週間ぐらいになるので
発芽率はもっと上がるはず。。。。はず。

ただ、残念なことに天候が悪く
気温、明りが十分出なかったためか
3株ほど双葉が出た状態で枯れると言う
不幸がありました。
悪天候下の水管理も甘かったかもしれない。
今後は注意しなければ。  

Posted by K at 23:22Comments(0)TrackBack(0)食虫植物

2009年08月04日

小バエ対策・ハエトリソウ編

小バエの鬱陶しい季節ですよね~。
このブログのアクセス元をみると「食虫植物 小バエ」みたいな検索で
ぐぐられて、リンクされてました。
また、掲示板では、小バエ対策として購入を考えていると言った書き込みが見られます。

そこで、家にある食虫植物がどれぐらい対策として効果があるのか?を
纏めて見る。まずは、ハエトリソウから。






ハエトリソウは、捕虫器の内側にある棘のようなのもがセンサーになっており、虫がそれに触れる事で
貝の様に閉じる罠式の食虫植物である。
問題は、センサーに触れて反応するかどうか。
虫を取ったハエトリを観察すると大体、以下のような傾向がある。
 ・捕虫器が大きいとそれなりに大きい虫も捕らえる。

 ・捕虫器に対して虫が小さいと反応しない。または、閉じた捕虫器の隙間から逃げてしまう。
   (捕虫器の噛み合わせが必ずしもよい訳でないため)

 ・捕虫器の小さいハエトリの方が虫を良く捕らえている。

 ・甲虫のように力のある虫は、捕虫器では捕らえられない。
   (こじ開けて脱出してしまったりする)

 ・羽虫の類を良く捕らえる。
   (良く捕らえると言うだけでセンサーが反応すれば、ゴキブリでもクモでも捕らえる)

 ・虫の消化に数日掛かる

 ・1つの捕虫器の開閉は2回か3回が限界

捕らえたい標的が小バエである事を考えると捕虫器の小さいハエトリソウが良い
また、小バエの数などにもよるが捕虫器は一杯有る方が良い
その方が同時に捕まえられる数が増えるし、消化中に罠がなくなる事を防げる。

ハエトリソウを購入の際は、これらをチェックして買いましょう。
 (あくまで、小バエ対策として買うならと言うこと)

ただ、家では、小バエを捕らえているのを余り見たことないw
葉の周りをうろついているのを見た事はあるけど、動きが早いので捕まるか如何かは疑問だw
虫を捕らえられる確立は、50%程度だと言われてるし(もっと悪いような気がする)
そう言う意味では、対策効果は”ゼロ”かも。。

まあ、ハエトリソウは、観賞価値の方が高いので虫を取るのは
おまけ程度に考えていた方が良いと思います。
その方が、小バエを捕らえられなかった時のガッカリ感がなくなりますw  

Posted by K at 22:36Comments(0)TrackBack(0)食虫植物

2009年07月27日

ハエトリソウの種(最終結果)

今年全ての種採り完了!
1号の種は、天気の良い日が続いた事もあってちょっと早めに出来た。

で、結果の方はこちら。
 1号  56個
 2号  20個
 3号  14個
 4号  (今年は開花無し)
 5号 105個
 6号   7個
 合計 202個
・・・多いね。
こんなに採れると思わなかった。
これでも2号、3号、6号は、出来が悪いからこの数なんだけど
1号と5号の出来が良すぎたね。
この2つの一輪平均は、23個。
人工授粉で良く実がなればこれぐらい出来るってことだな。
今度種を取るときは、この数字を基にすれば、欲しい種の数が大体つかめますな。
ちなみに、ブログの最初に紹介した1号の花からは、34個採れました^^

それにしても、236号の悪さは、一体なんだろう?
開花タイミングの微妙にずれた他家の花粉を使ったからか?
元々、種の出来にくい性質だったか?
来年確認したいと思うけど、今年種取ったから要らないよねw

あと、種採りで分かった事をメモって置く。
 ・一株で10輪の花が咲いたとすると、最初の方に咲く花は、
 良く種が採れて、あとの方に咲く花は種の出来が悪いか不稔となる
 傾向がある。
 実際、2号の種は、最後に咲いた3輪の花だった。
 また、3号と6号の最後に咲いた花は、不稔だった。
  → 上で書いた他家受粉が理由に絡んでるかも。

 ・人工授粉してやらないと種は殆ど出来ない。
  実際、風とかでちょっとは受粉するだろうと思って人工授粉しなかったら種が出来なかった。
  → 食虫植物なのに花は、虫媒花と言う訳の判らん植物なのだが
    花の好きな虫(蜂とか蝶など)が殆ど来ないところで育てている場合、
    種が出来ない可能性が高くなる。
確実な事は言えないんですが、今後ハエトリソウの種を取る人の
参考になれば良いかなと思います。

こんな事を覚書しても固体によって性質が違うだろうから
無意味かな・・・。

とりあえず、今年の種採り報告は終わりです。
これからは、実生レポートをお楽しみください。。。  

Posted by K at 17:03Comments(0)TrackBack(0)食虫植物

2009年07月23日

ハエトリソウ・ベビー誕生

発芽、始まりました!

これが、蒔いた鉢です。


今は、4つ程発芽してます。
写真はその一つ。

余り上手に写って無くて申し訳ないが、
双葉が出掛かっているところです。

幾つ発芽するでしょうかねぇ♪
楽しみです。

ちなみに、この鉢には40弱の種を蒔いてます。
赤い竜の種だけで105個ですから、とても入らないので
別の大きな鉢に残りの種を全部蒔きました。
殆どが発芽し成長すれば、見事な光景になるかと顔2  

Posted by K at 20:47Comments(0)TrackBack(0)食虫植物

2009年07月09日

ハエトリソウの種(途中経過)

先日から取れ始めたハエトリソウの種の中間集計をします。
中間と言っても8割がた収穫が終わってるんですがw

その前に我が家のハエトリソウの紹介を軽く。
昨年買ったハエトリソウは、全部で6株あります。
一応、見た目でタイプの異なる株を買っており、買った順番に
1号~6号と番号で識別してます。
中でも5号は、赤い竜というタイプで株全体が赤くなる奴で一番のお気に入り^^
それ以外は、ホムセンなどで見かけるような普通のタイプ。

で、今年花を咲かせた普通タイプの株は、赤い竜と掛けてあります。
 ※ただし、1号は、開花のタイミングが遅く赤い竜と掛けていない。
赤い竜は、赤い竜自信で受粉させてます。
なお、受粉は、全て人工授粉による。

その結果、
 1号  (未採取)
 2号  20個(採取完了)
 3号   7個
 4号  (今年は開花無し)
 5号 105個(採取完了)
 6号   3個
 合計 135個
写真は、5号の種。



前回、数が多いと報告したのは、5号の種で
その後も順調に数を伸ばし105個という結果。
花1輪に対し平均21個。
それに対し、他の株の数は、なぜ少ない?
6号に至っては、1輪で3個だと・・・?

2号のは、花自体が小さく子房も小さかったので少ないのかも。
3号、6号は、受粉自体が上手く言ってなかったか?
他家受粉自体が上手くいかない性質なのか?
良く分からない(?_?)

まあ、それで予想をはるかに上回る収穫にはならなくなったのだけど
それでも結構な数w
最終的には、1号を除いて150個ぐらいになるのかなぁ。

ちなみに、本ブログの最初に投稿した八重咲き気味の花は、
普通の花より大柄でした。
子房も2輪分ぐらいありそうでしたw
なので、種はそれだけで30個以上は出来ると予想。
結果は、今月末ぐらいに出ます。

管理できるか不安になってきたw  

Posted by K at 23:47Comments(0)TrackBack(0)食虫植物